
雪が積もると、夏にやっていたウォーキングやランニングがそのまま止まる。札幌で冬を越した人なら、たいてい一度は経験しています。「ジムにお金を払うほどか」「チカホを歩けば済むのか」で迷ったまま、去年の冬も何もしなかった、という方も多いはずです。
このページでは、冬の運動不足への対処をお金をかけない順に4段階で並べました。家で体操する、屋内を歩く、公共施設を使う、ジムに通う。それぞれの費用と、西区でどこに行けばいいか、冬にどこで困るかを揃えたので、自分がどの段階で足りるかを決められます。
書いているのは、西区の琴似でジムを運営している側です。だからといって全員にジムを勧める記事ではありません。無料の選択肢で足りる方には、そう書いています。
お金をかけない順に、4つの選択肢を並べる
| 選択肢 | 費用 | 西区での場所 | 冬に困る点 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| 家で体操する | 0円 | 自宅 | 続ける仕掛けが自分しかない | 毎日10分でいいから動きたい人 |
| 屋内を歩く | 0円 | チカホ(地下歩行空間)、イオンモール札幌発寒 | 歩く以外の運動にならない | 夏のウォーキングを冬も続けたい人 |
| 公共施設を使う | 1回430円〜 | 西区体育館 トレーニング室 | 行く日を自分で決める。冬は駐車場が減る | 月に数回、安く器具を使いたい人 |
| ジムに通う | 月額 | 琴似・発寒南・宮の沢に各タイプ | 月額のぶん「行かない月」が気になる | 通う理由を外に作りたい人 |
家で体操する(0円)
いちばん手軽なのは、家で体を動かすことです。札幌市の健康づくり事業「ウゴク」は「毎日今より10分多く身体を動かす」を掲げていて、家でできる体操の動画(スマートライフプロジェクトの「おうちで+10」)へのリンクをまとめています。HTBと天使大学が冬向けに作った体操の動画もあります。
困るのは、続ける仕掛けが自分しかないことです。やらなくても誰も気づかないので、寒い朝ほど省略されがちです。それでも「去年の冬、家で何かしら続いた」という方なら、今年もこれで足りる可能性が高いです。
屋内を歩く(0円)
夏にウォーキングをしていた方が冬に一番近い形で続けられるのが、屋内を歩くことです。都心なら地下歩行空間(チカホ)。西区なら、イオンモール札幌発寒が札幌市との協定で「イオンモールウォーク」の実施店舗になっていて、冬季も含めて館内のコースを歩けます(発寒8条12丁目1-1。館内でのランニングは不可)。買い物のついでに歩数を稼げるので、わざわざ運動の時間を取らなくていいのが利点です。
困るのは、歩く以外の運動にならないことです。夏に走っていた方が冬に歩くだけだと、春に走り出したときの落差が大きくなります。歩くことが目的ならこれで十分で、走る体を保ちたいなら次の段階を見てください。雪のあいだも走り続けたい方向けに、屋内の周回コースやランニングマシンの使い分けは札幌の冬のランニングの続け方にまとめています。
公共施設を使う(1回430円〜)
西区体育館(発寒5条8丁目9-1、宮の沢駅6番出口 徒歩8分)にはトレーニング室があり、ランニングマシン5台・エアロバイク4台と、脚・胸・背中のマシンが一通り置かれています(高校生以上)。利用料金は一般の当日券が430円、回数券(6枚)が2,150円、1ヵ月券が6,300円で、トレーニング室に限っての利用なら入館から退館まで1回分で使えます。体育館は9:00〜21:00、休館日は第3月曜。支払いは現金のみです。
冬に困る点は2つあります。ひとつは、行く日を自分で決めないといけないこと。月額を払っていないぶん「今日はいいか」が効きやすい。もうひとつは駐車場で、公式サイトに「4月〜11月:150台/12月〜3月:120台」と冬に台数が減ることが書かれていて、混雑時は駐車できないこともあります。地下鉄で行くなら、この点は気にしなくて済みます。
月に数回、安く器具を使いたい方には、この段階で十分な場合が多いです。
ジムに通う(月額)
月額を払って通うのは、上の3つで「続かなかった」経験がある方の選択肢です。西区には24時間ジム、総合スポーツクラブ、指導つきのジムが琴似・発寒南・宮の沢にあり、駅ごとの一覧は西区のジムを駅・エリア別に比較した記事にまとめています。

困るのは、行かない月にも月額がかかることです。ただ、この「払っているから行く」が、冬に通う理由を外に作る仕組みでもあります。それを重荷と感じるか、後押しと感じるかで、この段階が合うかどうかが分かれます。
無料で足りる人と、足りない人の分かれ目
判断の材料は、体力でも意志でもなく、去年の冬に何が起きたかです。
- 去年の冬、家か屋内で何かしら続いた → 今年も無料の選択肢で足りる可能性が高い
- 去年の冬、11月までは動いていたが12月で止まった → 無料の選択肢は「できるはず」で終わりやすい。行く場所と日を先に決める段階(公共施設・ジム)が候補になる
- 去年の冬、そもそも何もしなかった → いきなり月額を払うより、まず今週1回、西区体育館かイオンモールを歩いてみて、続くかを見る
ジムの運営者が言うことではないかもしれませんが、無料の選択肢で続いている方が月額を払う必要はありません。逆に、毎年「今年こそ」で止まっている方は、場所と日を外に決めてもらう仕組みがないと、冬が来るたびに同じことを繰り返しやすいです。
冬にジムへ通うなら、中身より先に「たどり着けるか」を見る
ジムを選ぶとき、マシンの数や月額から見始める方が多いのですが、冬に関しては順番が逆です。12月の夜に、そこまで行けるか。 これが決まらないと、中身を比べても意味が薄くなります。
駅を出てから何分、雪道を歩くか
同じ「駅から徒歩5分」でも、夏と冬では違う道になります。歩道の除雪が入る前の朝や、吹雪いた翌日は、5分の道が倍に感じることがあります。見学に行ったら、駅の出口から入口まで実際に歩いて、「この道を1月の夜に歩けるか」を考えてみてください。駅直結や出口から1〜2分の施設が冬に強いのは、この差が通う回数に響くからです。

車なら、冬に停められるか
車で通うつもりなら、「駐車場あり」だけでは足りません。台数、無料時間の上限、冬に雪で使える区画が減るか、駐車場から入口まで屋外を歩くか。西区の施設をその4つで並べた駐車場の比較記事があるので、車の方はそちらを先に見てください。
暗くなる時刻と、閉まる時刻と、定休日
札幌では真冬になると16時台には日が落ちる時期があります。仕事帰りに寄る方は、閉店時刻と最終受付が自分の帰宅時間に間に合うかを見てください。それから定休日。自分が行きやすい曜日が定休日と重なっていると、冬は「今週も行けなかった」が積み上がります。
Legameの場合
このページを書いている絆 Style-gym Legame 札幌琴似店について、上の4段階でいえば「ジムに通う」に入ります。運営者が書いている点は差し引いて読んでください。

場所は地下鉄東西線 琴似駅1番出口から徒歩1分。地下鉄で来れば、駅を出てから店まで雪道を歩くのは1分ほどで済みます。車の方は、店舗から徒歩50秒ほどの近隣に専用駐車場があります(5台。見学のときに停め方を確認してください)。営業は平日・土曜が10:00〜21:15(最終受付20:30)、日曜・祝日が10:00〜17:15(最終受付16:30)で、定休日は木曜です。
作りとしては、ジムは通い放題で、そこにやってみたい運動をひとつ選んで足す形です。通い放題に回数の制限はないので、外で動けない12月から3月だけ回数を増やして、春に外で走れるようになったら減らす、という使い方ができます。
- パーソナル — 30分のパーソナルトレーニング 月2回+ジム通い放題
- ピラティス — 50分のグループレッスン 月2回+ジム通い放題
- ランニング・マラソン — 30分のグループ指導 月1回と60分のランニング 月2回+ジム通い放題
月額はキャンペーン価格で8,900円(税別)/9,790円(税込)から、キャンペーン終了時の通常価格は11,000円(税別)/12,100円(税込)です。キャンペーン中は入会金(通常22,000円・税込)と初月月会費が0円で、年会費11,000円(税込)は初回請求月に月会費と合わせてかかります。会員上限になり次第、受付終了です。
向いているのは、こういう方です。冬に運動が止まるのを毎年繰り返していて、月2回の指導を予約という形で先に入れ、通う日を外に作ってほしい。マシンの使い方を教わってから一人で使いたい。夏に走っている体を、冬のあいだジムで保っておきたい。Googleのクチコミ(5.0、218件・2026年9月時点)には「運動嫌いですがゆるりと続いているのは、こちらのスタッフの皆様がとても親切で話しやすく楽しいからです!マシンの使い方も丁寧に教えてくださるので1人の時もスムーズに使うことができます!」(宮越さん・5か月前)という声をいただいています。
向かないのは、深夜や早朝に通いたい方(うちは24時間ではありません)、プールで泳ぎたい方、月に数回しか行かない前提の方です。その場合は24時間ジムや西区体育館のほうが、費用も時間も合います。
次にやること
今週、無料の選択肢を1回だけ試してください。イオンモール札幌発寒で買い物のついでに一周する、家で10分の体操動画をやる、どちらでも構いません。
それが2週間続いたら、今年の冬はその段階で足りている、ということです。月額を払う必要はありません。
続かなかったら、次の段階です。月に数回でよければ西区体育館の当日券、通う理由を外に作りたければジムの見学。琴似で見学先を探すなら、琴似のジム Legame のトップページに施設と料金、見学の申し込みをまとめています。
雪が積もってからではなく、11月のうちに決めておくと、12月に迷わずに済みます。
冬に体重が増えるほうが気になっている方は、月別の降雪量と札幌市の転倒統計から「どの月に移動量が落ちるか」を見た札幌の冬に太る理由をまとめた記事もあります。


